【横浜市都筑区】昆虫採集できる公園3選|場所選びとルール・時期の注意点

夏休みや休日に子どもと虫取りを考えはじめると、最初に困るのは「どこでやっていいのか」という点だと思います。都筑区は緑道や公園が点在していて、なんとなく向いていそうな気はする。でも場所によってルールが違うし、暑さや安全面も含めて動く前に整理しておきたいことが意外と多い。

地域情報メディア『イイコトつづき』のエリア担当ライター、タカヤです。都筑区在住で、子どもと一緒に区内の公園をよく歩いています。採集してよい場所かどうかを先に確認する習慣ができてから、当日に焦らなくなりました。

この記事では、都筑区での昆虫採集を考えるときの場所選びの見方、時期と時間帯の話、服装や安全面まで順番に整理します。具体的な公園・施設3か所の紹介も後半で出てきます。

目次

都筑区で昆虫採集を考える前に見ておくこと

都筑区には都筑中央公園や早渕川沿いの緑道、区内各所のせせらぎ公園など、自然に触れやすい場所が多く残っています。ただ、「緑がある=採集してよい」とは限りません。

横浜市の公式FAQでは、公園内での昆虫採集について「自分で飼える数にとどめる、大量採取や貴重種の採取は禁止」という考え方が示されています。一方、横浜市が管理する「市民の森」や「ふれあいの樹林」では、昆虫・カエル・魚などを採ることは原則禁止。その場で観察して放す形なら認められていますが、持ち帰りを前提にした採集とは別の扱いです。

場所によってルールが変わる。まずここを前提にして動く必要があります。

虫が見つかりやすい環境の見方

カブトムシやクワガタを探したいなら、クヌギやコナラなどの広葉樹が混じった雑木林の近くが見つかりやすい環境です。樹液が自然ににじみ出ている木の根元や幹の周辺を観察するのが基本。

水辺に近い場所では、トンボやアメンボなど水性昆虫も観察しやすくなります。水辺の公園は生き物の種類が増える分、踏み込みすぎると足場が悪くなる点に注意が必要です。

時期と時間帯で変わる虫の探しやすさ

カブトムシとクワガタは7月上旬から8月が最も活動が活発になる時期です。樹液に集まる姿が見やすいのは早朝か夕方の明るい時間帯。日中の真昼間は木陰に隠れていることが多く、探しにくくなります。

セミは6月末頃から鳴きはじめ、ヒグラシやアブラゼミは7月~8月が盛期。抜け殻の観察も子どもには分かりやすく、木の幹や柵の低い位置を探すと見つかりやすいです。

夜間は樹液に集まる虫の活動が活発になりますが、足元が暗くなり転倒の危険があります。スズメバチも樹液に集まるため、夜間の採集は大人だけでも慎重な判断が必要です。子ども連れでの夜間採集はわたしには向いていないと感じています。

公園と緑地で確認しておきたいルール

先に確認しておきたいのは、その公園の管理者がどこかという点です。横浜市立公園と、市民の森・ふれあいの樹林では採集のルールが異なります。

横浜市立公園(都市公園)

節度ある採集は容認。大量採取・貴重種の採取は禁止。

市民の森・ふれあいの樹林

昆虫・魚・カエル等の採取は原則禁止。その場での観察後に放すのは可。

不明な場合の確認先

現地の管理事務所か横浜市緑の協会(0120-036-548)に問い合わせる。

行く場所が決まったら、横浜市の公式サイトか各公園の管理事務所で採集可否を一度確認しておくと安心です。

都筑区で歩きやすい公園・施設3か所

実際に子どもと出かけるとき、わたしが先に調べておくのは「アクセスのしやすさ」と「管理者が明確かどうか」の二点です。この条件で絞ると、都筑区内では次の3か所が動きやすいと感じています。

都筑中央公園(都筑区茅ヶ崎中央ほか)

面積19.6haの区内最大の公園。雑木林・湿地・田畑・大池が残る里山型環境。NPO法人都筑里山倶楽部が昆虫・野鳥の観察会を定期開催。センター南駅から徒歩約12分。駐車場あり(30分100円、最大1,000円)。公式:tzksatokura.org

茅ケ崎公園自然生態園(都筑区内)

里山の自然を保存した自然公園。昆虫・野鳥・植物の観察や季節のイベントを開催。入場無料。自然観察をメインにした場所のため、採集より「見る・知る」体験向き。公式:seitaien.com

都筑区せせらぎ公園(都筑区内各所)

水辺環境を含む公園群。池・水路周辺でトンボ・水性昆虫の観察がしやすい。グリーンマトリックスの一部として複数の公園が緑道でつながっている。各公園の採集ルールは管理事務所で事前確認を。

都筑中央公園と茅ケ崎公園自然生態園は、それぞれ公式サイトでイベント情報が更新されています。観察会の日程はシーズン前に一度確認しておくと、当日の動きが組みやすくなります。

観察会に参加するときの見ておく点

都筑中央公園では、NPO法人都筑里山倶楽部が夏の昆虫観察会を例年開催しています。昼間の観察会と夜間の観察会があり、夜間は懐中電灯必携でスタッフが引率するスタイル。

参加費・定員・申込方法は回によって変わるため、都筑里山倶楽部の公式サイトか都筑区役所のイベント情報で最新の告知を確認するのが確実です。

イベント参加は「採集をどこまでしてよいか」の迷いがない状態で自然に触れられる。自分自身も何度か一緒に行って、その安心感はわかります。

服装と持ち物で見落としやすい準備

見落としやすいのが、服の色の選び方です。スズメバチは黒い色に反応しやすいとされているため、帽子や上着は白や明るい色を選ぶほうが無難です。

  • 長袖・長ズボン(肌の露出を減らす)
  • 明るい色の帽子(黒は避ける)
  • 運動靴か軽登山靴(サンダル不可)
  • 虫取り網と虫かご(大きめが動きやすい)
  • 虫除けスプレー(子ども用は成分を確認)
  • 飲み水と塩分補給のもの

夏の草むらはヤブ蚊が多い。虫除けを塗っても30分から1時間ごとに塗り直す必要があります。子ども用は成分によって対象年齢が決まっているので、購入時にラベルを見ておくと安心です。

暑さと虫刺されへの備えの考え方

夏の都筑区の公園は、10時を過ぎると日差しが強くなります。木陰が少ない場所では大人でも30分程度で体に堪えてくる。熱中症のリスクは子どもより大人のほうが気づきにくいという面があるので、飲み物と休憩のタイミングを先に決めておくと動きやすいです。

動く時間帯は、早朝から9時頃か夕方16時以降がわたしには動きやすいと感じています。この時間なら木陰の多い場所で十分過ごせます。

早めに切り上げる判断が、次につながりますよ

私有地と立入禁止で気をつけたいこと

都筑区は緑道が住宅地に隣接していることが多く、公道や緑道と私有地の境界が分かりにくい場所があります。柵や看板で区切られていない場所でも、私有地である可能性があります。

立入禁止の表示がある場所には、虫がいそうでも入らない。当然のことのように思えますが、子どもが先に走り込んでしまうことが実際にあります。出発前に「入っていい場所」の判断基準を一度話しておくと、現地で焦らずに済みます。

管理地や保全区域は、柵がなくても立入を制限している場合があります。現地の案内板を確認する習慣が、結果的にトラブルを防いでくれます。

よくある失敗と避けやすいケース

実際に見てみると、水分をあまり持たずに出かけて早々に切り上げるケースが多いです。夏の公園は日陰が思ったより少なく、30分で飲み物がなくなることもある。

STEP
場所のルールを事前に確認する

横浜市公式サイトか各公園の管理事務所で採集の可否を確認する。

STEP
時間帯と服装を決めてから出かける

朝か夕方の涼しい時間帯を選び、長袖・長ズボン・明るい帽子を準備する。

STEP
現地で看板や柵を確認してから動く

立入禁止や保全区域の表示を確認してから、観察できるエリアを決める。

また、木の樹皮を削って樹液を出させる行為はマナー違反です。自然ににじみ出ている場所だけを見るのが基本。木を傷つけると公園全体の採集ルールが厳しくなる原因にもなります。

今週末の出かけ方を決めるために

今週末に出かけるなら、まず行き先の公園が都市公園か市民の森かを確認するところから動くのが一番です。都筑中央公園(tzksatokura.org)か茅ケ崎公園自然生態園(seitaien.com)の公式サイトを開いて、直近のイベント情報だけでも見ておくと動き方が決まりやすい。

わたし自身は、子どもと初めて都筑中央公園に行ったとき、どこまで入っていいか分からなくて途中で立ち止まったことがありました。事前に管理事務所のページを見ておけばよかったと、そのとき思いました。同じ感覚で迷っている方には、まず確認を先にやっておくことをお伝えしたいです。

虫を捕まえることより、一緒に歩いて何かを見つける時間のほうが後から記憶に残ることも多い気がしています。今日か今週末、公式サイトを一度開いてみるだけでも十分な一歩。楽しい時間になったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「イイコトつづき」編集長・タカヤマダ

都筑区在住のタカヤマダです。
地域メディア『イイコトつづき』で、面白そうな地元情報を編集しています。

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